02
溶接工程
WELDING
車体部品を
つなぎ合わせて
クルマの形にする
-
車体を
組み上げる -
増し打ちを
する -
ドアなどを
建付ける -
車体を
検査する
SCROLL
バラバラの
プレス部品を
クルマの形に
床面、側面、天井の順番にまずは4000カ所溶接して、クルマの形にしていきます。
SCROLL
強度アップの
決め手
「増し打ち」
頑丈な車体にするため、さらに専用のロボットで
500カ所以上を溶接します。
Point of WELDING
おもな溶接方法は3種類
Point of WELDING
電流を使ってつなぎ合わせる
スポット溶接
重ねた鋼板を電極ではさみ、電流と圧力で鋼板を溶かして「点」で接合する方法です。クルマの溶接はほとんどがこの手法です。
放電による熱でつなぎ合わせる
アーク溶接
電気の放電を利用して、溶接用ワイヤーと鋼板を溶かして接合する方法です。
スポット溶接がやりにくい(電極ではさめない)部分に使われます。
高速で高精度につなぎ合わせる
レーザー溶接
レーザーで鋼板を溶かして接合する方法です。
接合強度に優れ、厚さや材質の違う鋼板同士の接合に使われます。
モノづくりのこだわり
溶接技術の進化
車体強度を
さらに高める
先進レーザー技術
高速でより多くの箇所を接合できるレーザー溶接。その特長を生かして、さらに進化した溶接技術を実現しました。そのポイントをご紹介します。
SCROLL
SCROLL
モノづくりのこだわり 溶接技術の進化
車体強度を
さらに高める
先進レーザー技術
高速でより多くの箇所を接合できるレーザー溶接。その特長を生かして、さらに進化した溶接技術を実現しました。そのポイントをご紹介します。
この精度が
スタイリングの
美しさを決める
組み上がった車体に、ドア、ボンネット、トランクリッドなどを取り付けます。
Point of WELDING
完成形を見越したくふうとは?
Point of WELDING
あえてずらして
取り付ける
その後の組立工程でウィンドウガラスなどをつけると、重さでドアが下がってしまいます。そのため、完成形を見越し、位置を少しずらして取り付けます。
SCROLL
Point of WELDING
あえてずらして
取り付ける
その後の組立工程でウィンドウガラスなどをつけると、重さでドアが下がってしまいます。そのため、完成形を見越し、位置を少しずらして取り付けます。
SCROLL
不良品は次の
工程に流さない
「自工程完結」
塗装後にキズが見つかると、原因が溶接工程にあるか、塗装工程にあるかの見極めが難しく、すぐに対策ができません。そのため各工程ごとに丁寧に検査をしています。このようにトヨタでは「品質は工程で造り込む」ことを大切にしています。
03
PAINTING