新型エンジンは、高速燃焼技術、可変制御システムの採用のほか、排気・冷却・機械作動時などの様々なエネルギーロスを少なくして熱効率を向上させるとともに高出力を実現しています。その結果、新開発の2.0Lガソリン車用エンジン・ハイブリッド車(HV)用エンジンは、それぞれ、世界トップレベル*の熱効率40%・41%を達成しました。また、従来型エンジンに比べて、低回転から高回転まで全域でトルクアップを実現すると同時に、各国の排気規制にも先行して対応します。
* | 2018年2月現在。トヨタ調べ。 |
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最大熱効率
40%(コンベンショナルエンジン)
41%(HVエンジン)
主な採用技術・性能
燃費(熱効率)/性能 |
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高レスポンス |
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低エミッション |
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主要諸元
新型エンジン(コンベ用) | 新型エンジン(HV用) | |
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排気量(cc) | 1,986 | ← |
内径×行程(mm) | Φ80.5×97.6 | ← |
圧縮比 | 13 | 14 |
燃料噴射システム | D-4S | ← |
最高出力(kW/rpm) | 126/6,600 | 107/6,000 |
最大トルク(N・m/rpm) | 205/4,800 | 180/4,400 |
排出ガス規制対応 | ULEV50 | ← |
採用技術の詳細
レーザーピットスカートピストン世界初
スカート摺動面に鏡面加工を施し、低フリクション化を実現。スカート表面には、レーザーによりクロスハッチ状の細溝を設けることで、耐スカッフ性を向上させています。
性能
シリンダヘッド(コンベ、HV専用設計)
強いタンブル流(燃費性能)と吸気流量(出力性能)を両立させる吸気ポートにするため、吸気バルブシートにレーザークラッドバルブシートを採用しています。
低燃費(高熱効率)
燃焼のコモンアーキテクチャー化
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