1985年夏の大ヒット映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にハイラックスが「Dream Truck」として登場したおかげで、トヨタは思いがけないプロモーションの機会を得ることとなりました。
テレビドラマ「ファミリー・タイズ」の主役アレックス・P・キートンを演じて一躍有名になったマイケル・J・フォックスが、この映画の主人公であるマーティ・マクフライを演じています。マーティの夢は、カスタマイズされた漆黒のハイラックス4x4 SR5 Xtra Cabを持つことでした。ところがマーティは、憧れのトラックを運転するチャンスを得ることなく、デロリアンを改造したタイムマシンで1955年にタイムスリップしてしまいます。彼はその時代で、まだティーンエイジャーだった若かりし頃の両親と出会い、歴史を書き換え、そして再び1985年に戻るために、タイムマシンを開発した風変わりな科学者に助けを求めていくことになります。
トヨタの「Dream Truck」は、California Raisin Advisory Boardがスポンサーを務めたタイアッププロモーションでも使用されました。このプロモーションは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の映画と「憧れのトラック」を活用して、全米の食品小売店に、レーズンの宣伝用ディスプレイを設置するように促したものです。
California Raisin Advisory Boardはその他にも店頭用ディスプレイを作成しており、それにもハイラックスが使われています。電動のプラスチック製ミニチュアトラックが当たるお客様向けの懸賞への応募用紙も準備されています。懸賞の特賞は映画に登場する「Dream Truck」のレプリカで、その他にハイラックス4x4 SR5 Xtra Cabの実車も賞品として3台提供されました。