2023年03月03日
LEXUS、ミラノデザインウィークに出展を発表
スーチ・レディ氏によるLexus Electrified Sportに着想を得た没入型インスタレーション「Shaped by Air」と「LEXUS DESIGN AWARD」受賞作品を展示
- アーティストで建築家のスーチ・レディ氏とコラボレーションしたインスタレーション「Shaped by Air」を通じて、LEXUSが目指すサステナビリティ、イノベーション、デザインの卓越性を表現
- 豊かな社会とより良い未来を創造するための国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2023」受賞4作品を展示し、合わせて一般投票によるYour Choice Awardも実施
- INTERSECT BY LEXUS – TOKYOでもレディ氏による連動インスタレーションを展示
LEXUSは、2023年4月17日(月)~23日(日)、イタリア・ミラノで開催される世界最大のデザインイベント「ミラノデザインウィーク」に出展することを発表しました。ニューヨークを拠点に活動するアーティストで建築家のスーチ・レディ氏とコラボレーションし、LEXUSの電動化がもたらす進化の可能性を象徴したインスタレーション「Shaped by Air」と、「Design for a Better Tomorrow(より良い未来のためのデザイン)」のテーマのもと、対話と共創を通じて次世代を担うクリエイターの支援・育成を目的とした国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2023」の受賞者4組のプロトタイプ作品の展示を予定しています。
LEXUSは、2005年の初出展以来、ミラノデザインウィークにて、フィリップ・ニグロ氏、ネリ・オックスマン氏、藤本 壮介氏、ライゾマティクス、ジャーメイン・バーンズ氏などのアーティストとのコラボレーションを通し、LEXUSの価値観やビジョンを表現した魅力的で没入感のある体験を生み出してきました。
出展概要
日時 | 4月17日(月)~23日(日)、午前11時~午後9時 |
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会場 | スーパースタジオ・ピュー内デイライト(Superstudio Più) 住所Via Tortona, 2720144 - イタリア、ミラノ |
展示 |
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インスタレーションの概要
レディ氏のインスタレーション「Shaped by Air」は、LEXUSが掲げる人間中心、カーボンニュートラル、そして細部までつくり込まれたデザインを表現しています。2022年のマイアミ・アート&デザイン・ウィーク期間中、マイアミ現代美術館(ICA Miami)で発表した最初の作品のコンセプトはそのままに、ミラノでは、その幻想的なインスタレーションのビジョンを再構築した、新たな作品を発表します。
今回の「Shaped by Air」は、Lexus Electrified Sportを原寸大で再現した没入型インスタレーションであり、音や光とともに緩やかに動く様々な形状で表現された「森」の中に、「車」がその姿を現します。このインスタレーションは、ポストコンシューマーリサイクル素材を一部使用し、金属製のメッシュが施された、動きのある作品となっています。「形は感覚に従う」というデザイン理念のもと、瞑想的で包み込まれるような感覚をつくり出し、音と光の効果とともに、森の中を歩いているような感覚をもたらします。
「LEXUSの革新への飽くなき追求、及びアートとデザインの融合というアプローチに共感し、五感を刺激する没入型インスタレーションを構想しました」とスーチ・レディ氏は述べています。
LEXUSは、Lexus Electrified Sportを発表し、常に進化する世界中のモビリティやお客様のライフスタイルに寄り添ったクルマづくりへの挑戦を続けています。レディ氏のインスタレーションは、電動化がもたらす進化の可能性を象徴し、人間を中心に据え、カーボンニュートラルで、クラフトマンシップと品質を追求するLEXUSのビジョンを表現しています。
LEXUS DESIGN AWARD 2023受賞作品の展示
光あふれるギャラリー内には、「Shaped by Air」のインスタレーションとともに、「LEXUS DESIGN AWARD 2023」の受賞者4組によるプロトタイプ作品が展示されます。今年で11年目を迎える本アワードは、「Design for a Better Tomorrow(より良い未来のためのデザイン)」のテーマのもと、対話と共創を通じて次世代を担うクリエイターの支援・育成を目的とした国際デザインコンペティションです。
「Anticipate(予見する)」、「Innovate(革新をもたらす)」、「Captivate(魅了する)」、「Enhance Happiness(そのアイデアがいかに人々に幸せをもたらすか)」を具現化する豊かな社会とより良い未来を創造するためのアイデアを募集し、世界63の国と地域から応募された2,068作品の中から受賞者4組が選ばれました。受賞者は、パヴェルス・ヘッドストロム(スウェーデン出身、デンマーク在住)、ジャーミン・リュウ(中国)、Temporary Office(ヴィンセント・ライ(シンガポール出身)、ダグラス・リー(カナダ出身)、米国在住)、パク・キョンホ&ホ・イェジン(韓国)です。
受賞した4組は、今年1月から、世界の第一線で活躍するトップクリエイターと対話を重ねながら、約3ヶ月かけて作品をブラッシュアップさせています。そして、メンタリングプログラムを通じて進化した作品は、ミラノの場で披露されます。また、新たな取り組みとして、オンライン及び本会場にて、より良い未来のためのデザインと感じた作品に投票していただく、Your Choice Awardを実施する予定です。
LEXUSのグローバルマーケティング責任者であるブライアン・ボレインは、「LEXUS DESIGN AWARD 2023受賞作品の展示とともに、再びスーチ・レディ氏とコラボレーションし、Lexus Electrified Sportを新たに彩る作品をつくることができ、嬉しく思っています」と述べています。「レディ氏も本アワードの根幹となる考えであるDesign for a Better Tomorrow(より良い未来のためのデザイン)に深く共感してくれており、ミラノでのコラボレーションにおいてLEXUSが目指すサステナビリティ、イノベーション、デザインの卓越性を表現できることを楽しみにしております。」
INTERSECT BY LEXUS – TOKYOでの連動インスタレーション
ミラノデザインウィークに先駆け、3月17日(金)より、東京・青山にあるLEXUSのブランドスペース「INTERSECT BY LEXUS – TOKYO」において、マイアミ・アート&デザイン・ウィーク2022で発表したレディ氏との最初のコラボレーション作品の展示を行います。
本作品は、ミラノデザインウィークで予定されているインスタレーション同様、Lexus Electrified Sportに着想を得たインスタレーションで、昨年11月30日~12月4日の期間中、マイアミ現代美術館敷地内の庭園で展示されました。マイアミでは霧と光の演出により屋外に展示された本作品ですが、今回のINTERSECT BY LEXUS – TOKYOでの展示においては演出を再構築し、趣の異なる、幻想的で包み込まれるような新たなインスタレーションとして体感いただけます。
スーチ・レディ氏
スーチ・レディ氏は2002年にReddymadeを設立。「形は感覚に従う」という理念のもと、多様性と平等性を尊重し、経済、社会、環境、文化がユーザーと地球の両方に与える影響に取り組む、人間中心のデザインアプローチを行っています。
レディ氏は、コロンビア大学建築大学院、クーパー・ユニオンのアーウィン・S・チャニン建築学部で教鞭を執り、アメリカ・カトリック大学建築学部の2022年ウォルトン評論家に就任。2019年には、イリノイ大学建築学部シャンペーン・アーバナ校のプリム特別教授に任命され、神経美学、神経現象学、感覚デザインを通して、現代の建築体験に焦点を当てた研究を行っています。レディ氏は、ソーク建築神経科学アカデミーの年次会議、イリノイ大学、ウィスコンシン大学を含む多くの場所で、Reddymadeの作品について発表し、講義を行っています。また、Design Trust for Public Space、Storefront for Art and Architecture、Madame Architectの理事を務め、Detroit Mercy School of Architecture + Community Developmentでは学部長の諮問委員会のメンバーでもあります。
Reddymadeは、アメリカ建築家協会やNYC x Designなど、優れたデザインに対して数々の賞を受賞しています。印刷物やオンラインメディアで定期的に取り上げられるReddymadeの作品は、神経美学やウェルビーイングのためのデザインがいかにすべての人々にポジティブな影響を与えるかを探求する、社会的・文化的な議論に積極的に貢献しています。
LEXUS DESIGN AWARDについて
2013年に創設されたLEXUS DESIGN AWARDは、世界中の新進気鋭のクリエイターに焦点を当てる国際デザインコンペティションです。本アワードでは、より良い社会に貢献するデザインを広く募り、選出された4組の受賞者は世界の第一線で活躍するクリエイターの指導を受けながら、共にDesign for a Better Tomorrow(より良い未来のためのデザイン)を追求、自身のアイデアのプロトタイプ化に取り組みます。また、受賞者がメディアを通じてアイデアを世界中に広く発表する機会も設けられており、その後のキャリア形成にも貢献しています。
INTERSECT BY LEXUS – TOKYOについて
「INTERSECT BY LEXUS – TOKYO」は、“都市とつながり、人と人、人とクルマが交わる”というテーマのもと、LEXUSが考えるライフスタイルを体験できるブランド発信拠点。日本各地にある素晴らしい食やデザイン、アート、テクノロジーなどとの心を動かし、感性を刺激する新たな出会いを通じて、一人ひとりの豊かな時間と心を震わす瞬間を創造・発信していきます。
- 住所
- 東京都港区南青山4-21-26
- オフィシャルサイト
- https://lexus.jp/brand/intersect/tokyo/
以上
トヨタは、革新的で安全かつ高品質なモノづくりやサービスの提供を通じ「幸せを量産する」ことに取り組んでいます。1937年の創業以来80年あまり、「豊田綱領」のもと、お客様、パートナー、従業員、そして地域社会の皆さまの幸せをサポートすることが、企業の成長にも繋がると考え、安全で、環境に優しく、誰もが参画できる住みやすい社会の実現を目指してきました。現在トヨタは、コネクティッド・自動化・電動化などの新しい技術分野にも一層力を入れ、モビリティカンパニーへと生まれ変わろうとしています。この変革の中において、引き続き創業の精神および国連が定めたSDGsを尊重し、すべての人が自由に移動できるより良いモビリティ社会の実現に向けて努力してまいります。