2017年08月04日
歴代プリウスの進化
第31回東京モーターショー 参考出品車
プリウスコンセプト
1995年に開催された第31回東京モーターショーに「人と地球に快適で幸せ感あふれるクルマ」を目指した、新しい形を提案する次世代セダンとして参考出品した。
続きを見る初代プリウス
初代プリウスは、1997年10月に「世界初の量産ハイブリッドカー」として誕生した。
5ナンバーサイズに収まるコンパクトなボディは、今よりもずんぐりとしたコンパクトなセダンタイプで、発売当初のカタログ燃費(10・15モード燃費)は28.0km/L。キャッチコピーは「21世紀に間に合いました。」。
2代目プリウス
プリウス初のフルモデルチェンジは、2003年。従来のトヨタハイブリッドシステム「THS」から「THSⅡ」へ進化し、10・15モード燃費は35.5km/Lまでアップ。
「低燃費のクルマ=プリウス」のイメージを確固たるものとした。スタイリングは運転席の頭上を頂点として、前後に向かってなだらかに下降していく「トライアングルシルエット」に。空気抵抗を減らすとともに、先進性を感じさせる“プリウスらしいスタイリング”が確立した。
3代目プリウス
ひとまわりボディサイズを拡大し、THSに搭載されるエンジンが1.5Lから1.8Lへと変更された3代目。
「トライアングルシルエット」はボンネットやヘッドライト、サイドビューが2代目よりも抑揚のあるものに。10・15モード燃費で当時、世界トップクラスの38.0km/Lを達成した。
4代目プリウス
2世代目から3世代目は、大きくデザインを変えないモデルチェンジだった。しかし、今回の4代目は「トライアングルシルエット」は継承しながらも、重心を下げてアグレッシブなデザインにチェンジ。40.8km/L(JC08モード)の燃費を達成しながらも走りの良さも追求した“攻めのモデルチェンジ”となった。
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