STORY
展示ストーリー


モネを魅了した、日本の美
2026.10.24 SAT-2027.3.31 WED
「印象派モネと浮世絵[モネを魅了した、日本の美]」は、クロード・モネの芸術の世界を紹介するだけでなく、モネと日本美術との関わりを手がかりに、19世紀後半の西洋美術に新たな表現の可能性をもたらした日本の浮世絵と印象派との響き合いを描き出す没入型体験プログラムです。
大規模なイマーシブ体験を通じて、絵画、建築、音楽、映像、音響を融合させ、連続する一つの感覚的な物語を立ち上げます。
STORY
展示ストーリー
19世紀後半、パリは近代都市として大きく発展し、芸術や娯楽にあふれる活気ある都市となりました。
モネ、ルノワール、ドガをはじめとする印象派の画家たちは、歴史や神話といった伝統的な主題から離れ、自分たちが生きる時代の日常の風景に目を向けました。
同じ頃、日本はペリーの来航をへて開国し、浮世絵や工芸品など、さまざまな品々がヨーロッパへ渡るようになります。
クロード・モネ《印象、日の出》
1872年,油彩、カンヴァス,50×65cm,マルモッタン・モネ美術館、パリ/ Bridgeman Images
クロード・モネ《ラ・グルヌイエール》
1869年,油彩、カンヴァス,74.6 × 99.7 cm,メトロポリタン美術館、ニューヨーク/ Stefano Bianchetti / Bridgeman Images
自然。それは、生涯を通じてモネが描き続けた重要な主題でした。
モネは、季節の移ろいや自然が見せる一瞬一瞬の表情を捉え、光や空気の動きを描きます。
広がる風景のなかには、光と季節の変化を見つめ続けたモネのまなざしが息づいています。
クロード・モネ《日傘をさす女性、モネ夫人とその息子》
1875年,油彩、カンヴァス,100 × 81 cm,ワシントン・ナショナル・ギャラリー/ Artvee
クロード・モネ《日傘をさす右向きの女性》
1886年,油彩、カンヴァス,130.5 × 89.3 cm,オルセー美術館、パリ/ Bridgeman Images
19世紀後半、日本美術は海を渡り、モネをはじめとする西洋の芸術家たちに新たな視覚表現の可能性を示しました。
モネは熱心な浮世絵の収集家として知られています。40年以上の年月を過ごしたジヴェルニーの邸宅には、モネが収集した数多くの日本の浮世絵が壁に飾られていました。
クロード・モネ《ラ・ジャポネーズ(着物を着たカミーユ・モネ)》
1876年,油彩、カンヴァス,231.8 × 142.3 cm,ボストン美術館/ akg-images
大胆な構図、圧縮された奥行きの表現によって、自然の圧倒的な力を一瞬のうちに捉えた画面は、西洋の芸術家たちに鮮烈な印象を与えました。
大気や天候のかすかな変化、人と自然が寄り添う情景を繊細にとらえた表現には、モネが追い求めた風景へのまなざしと重なり合う美意識を見いだすことができます。
葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》
1830-32年,木版多色刷,25.4 x 38.1 cm,The Howard Mansfield Collection, Purchase, Rogers Fund, 1936,メトロポリタン美術館、ニューヨーク
歌川広重《東海道五拾三次之内 日本橋》
1833-34年、あるいはそれ以降,木版多色刷,23.8×36.2 cm,ブルックリン美術館、ニューヨーク/ © Brooklyn Museum / Gift of Dr. and Mrs. Maurice H. Cottle / Bridgeman Images
モネは、人生の長い年月を過ごしたジヴェルニーの自宅に、自分が理想とする庭園を造りました。庭に設けられた日本風の橋や睡蓮の池は、「睡蓮」連作のモティーフとなっています。
モネは庭園そのものをひとつの生きた芸術作品と考え、生涯にわたって手を加えながら、その変化を見つめ続けました。
クロード・モネ《白い睡蓮》
1899年,油彩、カンヴァス,89 x 93 cm,プーシキン美術館、モスクワ/ Bridgeman Images
クロード・モネ《睡蓮》
1919-1922年頃,油彩、カンヴァス,100 x 200 cm,個人蔵/ Bridgeman Images
Exhibition Information
印象派モネと浮世絵
[モネを魅了した、日本の美]
2026.10.24 SAT-2027.3.31 WED
上映時間
月曜~金曜・日曜・祝日
11:00~18:00 (開館時間 10:30~18:30)
土曜・祝前日
11:00~19:00 (開館時間 10:30~19:30)

1840年にパリで生まれたクロード・モネは、フランスを代表する画家であり、印象派を象徴する存在として知られています。モネは光や大気の移ろいを描くことに強い関心を抱き、生涯にわたって絶えず変化する自然の姿を描き続けました。


浮世絵は、江戸時代(1603–1868年)に発展した、日本を代表する絵画表現のひとつです。
「浮世絵」とは、「浮世(うきよ)」と呼ばれた現世の風俗や楽しみを描く絵を意味し、江戸時代の人々の暮らしや娯楽、流行、憧れを映し出しました。


クロード・モネは、熱心な浮世絵の収集家でした。彼のジヴェルニーにある邸宅には、葛飾北斎の作品を含む200点以上の浮世絵が所蔵されていました。
浮世絵にみられる非対称な構図や大胆な画面の切り取り、そして自然を独自の視点で捉える表現は、彼の芸術の世界を大きく広げる契機の一つとなります。
さらに、彼はこの邸宅の庭園に日本を感じさせる庭園を整備し、日本と深い縁を持つ来訪者やフランスの芸術家・文化人たちを数多く迎え、交流を深めました。
本展が示す「新たな視覚の誕生」は、モネが日本美術との出あいを通じて、異なる文化の表現を受け止め、それを自らの絵画表現へと再構成していく過程から生まれたものといえるでしょう。

01THEATERエリア

約1800㎡の巨大空間で、絵筆の動きや水面のゆらぎが実寸を超えて立ち上がります。座って眺めるだけでなく、その世界のなかを巡りながら、日本と西洋の出あいから生まれた新たなまなざしを感じてください。
上映は約45分の周回制です。
02モネのダイニングルーム

※画像はイメージです
1883年から晩年までモネが暮らしたジヴェルニーの邸宅。その象徴的な空間であるダイニングルームには、モネが愛蔵した北斎や広重、歌麿らの浮世絵が飾られていました。本会場では、その空間に着想を得た世界観を再現しています。
展示会場はメイン会場の奥になっております。
お見逃しありませんようお気をつけください。
03浮世絵解説ブース

※画像はイメージです
モネが心を奪われた日本の浮世絵。その大胆な構図や豊かな表現、そして一枚の作品を生み出す職人たちの技に迫る展示です。江戸の人々の暮らしや文化を映した浮世絵を通して、海を越えて西洋の芸術家たちを熱狂させた日本美術の奥深さを紹介します。

ジャンフランコ・イアヌッツィ
ジャンフランコ・イアヌッツィは、30年以上の経験を持つ没入型アートの第一人者で、観客を作品の核心に引き込む、感情豊かでインタラクティブな環境を創り出します。
イアヌッツィは作品を通じ、人々が「感情」、「光」、「空間」を通してアートを体験する方法を常に改革し続けています。
2010年以来、彼はパリからソウル、東京、ニューヨークに至るまで、世界をリードする没入型アートセンターの創設と発展に貢献してきました。
THE MOVEUM YOKOHAMA は、山下ふ頭をデジタルアートによって再生・昇華させ、より感情に訴えるアート体験を皆様に提供する、彼の最新のプロジェクトとなります。
GOODS
THE MOVEUM YOKOHAMA
オリジナルグッズをはじめ、
さまざまな商品をご用意しています。
ご来館の記念やお土産に、
ぜひ館内ショップへお立ち寄りください。
TICKET
期間限定
販売期間:2026.9.24-10.23
利用可能期間:2026.10.24-11.20
| 区分 | 価格 |
|---|---|
| 一般チケット | 3,000円2,500円 |
| 学生チケット※1(高・大・専) | 1,700円1,500円 |
| ペアチケット※2 | 5,600円4,800円 |
利用方法
ご来場時に施設内インフォメーションにて、
対象のお子様へ入場チケットを配布いたします。
※小学生以下のお子様のみでのご入場はお断りしています。必ず18歳以上の保護者の方とご入場ください。
※中学生の方は、入場時に学生証をご提示いただく場合がございます。ご提示いただけない場合、ご入場をお断りする場合がございますので、必ずご持参ください。
EVENT
TOYOTA DREAM CAR ART CONTEST
日本コンテスト
子どもたちの作品が没入型映像として動き出す。夢が広がる特別な体験をお楽しみください。
2026.10.24 SAT
-
体調不良・泥酔状態でのご入場はお断りしております。また、小学生以下の方のご利用の際には、必ず18歳以上の保護者様の同伴が必要となります。
お写真・動画の撮影は可能ですが、他のお客様へご迷惑をおかけすることのないようにお気をつけください。また、一脚、三脚、自分撮り棒等の全長30cm以上の撮影補助機材の持ち込み、使用はお断りしております。
体験内容のSNS等での公開は、原則自由となりますが、お写真・動画を投稿する際には他のお客様、スタッフの映り込みには最大限ご配慮いただきますようお願いします。また、投稿や発信される際には、まだ体験されていない方にも配慮いただきながら公開をお願いいたします。
ライブ配信は原則として禁止とさせていただきます。
ご予約当日の再入場は可能です。再入場をご希望の方は、退出時にスタッフへお声がけください。
会場でのお支払いは、以下のキャッシュレス決済のみご利用いただけます。
※現金でのお支払いはできませんので、予めご了承ください。
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禁止事項
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