世界の主要なEV市場と主な政策

こちらは世界のEV市場の様子を簡単にまとめたものです。

2018年に世界で約120万台のEVが販売され、その半数以上が中国、それに米国、欧州、日本が続いています。

どの地域も、政府や自治体による規制や補助金などのEV奨励策のもとで市場が作られているのが現状です。

奨励策が無くてもお客様に従来車と遜色なく選んでいただける、つまり、普及できるEVを早急に準備しなくてはならないと考えています。

EV普及に向けてこれからトヨタが取り組むこと

EVの普及をどのように進めていくのか、基本的には、このように考えています。

単にEVを開発製造し、販売店様に卸し、お客様に届ける、という、従来のビジネスモデルに拘らずに、社会にお役に立てるにはどうしたらよいか、を考え、私共と志を同じくする仲間をオープンに幅広く募り、新しいビジネスモデルを作っていく、ということです。

トヨタが考えるEVビジネスモデル

そのビジネスモデルの概要です。

耐久性の高い高性能な電池で商品力を向上することをはじめ、製造から廃却まで、EV及び電池を最大限に活用し、普及における課題に対応します。

具体的には、販売に加えてリースも充実、確実に回収し、お客様が使われた後の電池の状態を査定、その上で中古車として流通させたり、電池を補給部品やクルマ以外の用途も含めて再利用し、電池をしっかり使い切る、さらには、お客様に安心して使っていただけるよう、充電サービス・保険等の周辺サービスもEVに最適なものを整備いたします。

このようなビジネスモデルを、様々な分野のパートナーの皆様と一緒に作ることを考えています。

また、クルマを使っていただくお客様と直接対話し、お客様が必要とする商品を開発、提供していきたいと考えています。