Dec. 06, 2016

TNGAによる新型パワートレーンの開発

 

2016年12月6日

TNGAによる新型パワートレーンの開発

 トヨタは、TNGAにより、クルマを骨格から変え、低フード化・低重心化・運動性能の向上を図り、クルマの基本性能である「走る」・「曲がる」・「止まる」をレベルアップさせるために、プラットフォームを中心に全面的に見直し、2015年発売の4代目プリウス以降、新プラットフォームの採用拡大に取り組んでいます。同時に、クルマの中核となるパワートレーンについても、低重心化とともに、優れた走行性能と高い環境性能を両立させた新型の開発に取り組んできました。

TNGA開発コンセプト

 変えずに使い続ける部分と環境変化により進化させる部分を明確にし、「素」を磨いていきます。

TNGA開発コンセプト

新型パワートレーン開発の考え方

 開発の効率化を実現するとともに生産性向上にも貢献します。

新型パワートレーン開発の考え方

新型パワートレーン生産技術

お客様のニーズにフレキシブルに対応

 加工・組付、基準統一で異なる機種を高速・フレキシブルに生産できるラインを開発

お客様のニーズにフレキシブルに対応

お客様に早く商品を提供

 工程・設備の仕様を統一し、グローバル展開を迅速化

お客様に早く商品を提供

「もっといいクルマづくり」を加速するTNGAサイクル

 基本性能・商品力を向上させた「素のいいクルマ」を基本に、全体最適を考えた「賢い共用化」を織り込み、サプライヤーや生産現場と連携した「賢いものづくり」を推進します。この取り組みにより、従来比約20%以上の開発リソーセス削減を可能にし、さらなる品質・商品力向上に原資を再投資することで「もっといいクルマ」をよりタイムリーにお届けする好循環を加速させます。
詳しくはこちら

「もっといいクルマづくり」を加速するTNGAサイクル