月次公表
~「ロボット基盤モデル」の共創研究~
トヨタ自動車株式会社 未来創生センター(以下、トヨタ)は、「すべての人に移動の自由を提供」することを目指し、人と共存するロボットの研究に取り組んでいます。またその研究方法は世界中の多くの研究者との自由闊達な参加型の連携、いわゆる「共創研究」を取り入れています。今回は、ロボットがより多くの分野で活躍する社会を実現するための共創として、生活支援ロボット“Human Support Robot”(以下、HSR)を利用した「ロボット基盤モデル」の研究開発への取り組みを紹介します。
2017年社内の自主活動でスタートしたAIバスケットボールロボット「CUE」。第6世代まで進化した「CUE6」が2024年9月に24.55mの超ロングシュートでギネス世界記録(TM)を達成しました。その挑戦は、新たにCUE開発プロジェクトに加わったメンバーを中心に取り組みました。今回は、その新しいメンバー三人へのインタビューを通して、超ロングシュートでのギネス世界記録達成までの取り組みや思いについてお伝えします。
~国際会議コンペティション企画を通じた、コミュニティ全体でのコンピュータビジョン研究の推進~
トヨタ自動車株式会社 未来創生センターでは、ロボティクスやモビリティをはじめとする多岐にわたる応用を見据え、動画像を入力とし、人間の目のように周囲を認識・理解できる視覚システムの実現を目指すコンピュータビジョンの研究を進めています。特に、視覚システムが捉えにくい微小物体を高精度に認識する『微小物体検出(Small Object Detection)』は、依然として多くの挑戦的な学術的課題が残るとともに、実応用シーンでの需要が急速に高まっており、注目を集めています。今回は、国際会議Machine Vision Applications(MVA)2023のTechnical Event Chairとして微小物体検出のコンペティション(以下、コンペ)を開催した、近藤 佑樹さんに微小物体研究とその可能性、コンペ企画の詳細について伺いました。
新年最初のトヨタイムズニュースは、ギネス世界記録(TM)に挑んだ開発陣を特集。右腕から放たれたボールは美しい放物線を描きながら、真っ直ぐリングへ向かっていき--。
このたび、AIバスケットボールロボット「CUE」が、ギネス世界記録(TM)タイトル「ヒューマノイドロボットによるバスケットボールショットの最長距離 | farthest basketball shot by a humanoid robot」において24.55mのシュートを成功させ、2019年に続いて2つ目のギネス世界記録(TM)を達成しました。
福祉車両販売実績
詳細データ(Excel)には、2016年からの福祉車両販売実績が記載されています。毎年1月、4月、7月、10月に四半期の情報を更新しております。
2023年10月からExcelでの掲載に変更しました
トヨタの福祉車両「ウェルキャブ」の情報はこちら