トヨタ・モビリティ基金、インドネシアで医療従事者による新型コロナウイルス検体輸送のためのオンデマンド型サービスを開始
ココロハコブプロジェクト

新型コロナウイルスによる深刻な影響が続く中、各国において社会の各層で様々な対応が実施されていますが、とりわけ、医療従事者は最前線で人命救助と感染拡大防止に尽力されています。一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(Toyota Mobility Foundation。以下「TMF」)は、インドネシアにおいて医療従事者が安全かつ効率的に検体を検査機関に運ぶために、オンデマンド型の輸送サービスを提供します。期間は本日より約3か月間を予定しています。

このサービスは、トヨタアストラモーター社(PT. Toyota-Astra Motor)とトヨタ ダイハツ エンジニアリング アンド マニュファクチャリング株式会社(Toyota Daihatsu Engineering & Manufacturing Co., Ltd.)の運営支援を受け、インドネシアにおけるジャカルタ首都特別州北ジャカルタ地区と西ジャワ州ブカシ地区にある6つの医療機関を対象にして、4台の車両をオンデマンドで運行するものです。

車内には空気清浄機を設置するとともに、定期的なシートカバー交換や頻繁な清浄などの衛生管理を行います。また、検体を検査機関に運ぶ医療従事者が携帯電話のアプリから乗降場所と乗車時間を指定し座席を予約すると、他の医療従事者からの要望も踏まえた最適な輸送ルートが選定されます。現在、医療従事者は検体の輸送手段を個別に手配しているため、本サービスにより簡易的、効率的に検体を輸送することが可能になります。

  • オンデマンド型シャトルバス
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TMFは本年4月以降、タイのバンコクとフィリピンのマニラにおいて、新型コロナウイルス感染症対策に携わる医療従事者の通勤負荷を軽減するためのオンデマンド型の輸送サービスを提供しており、本プロジェクトはその活動を拡充するものです。

TMFは、2014年8月の設立以来、豊かなモビリティ社会の実現とモビリティ格差の解消に貢献することを目的に、タイ、ベトナム、インド、ブラジルでの交通手段の多様化や、日本の中山間地域における移動の不自由を解消するプロジェクトへの助成のほか、障害者向けの補装具開発を支援するアイデアコンテストの実施、水素研究の助成、人工知能による交通流最適化の共同研究など、世界のモビリティ分野における課題に取り組んでいます。

「ココロハコブプロジェクト」とは、東日本大震災の被災地を支援するために、全国から「心を運ぶ」という気持ちを込めて、トヨタ自動車、トヨタ販売店及びその従業員が、継続的かつ長期的に実施してきた支援活動の総称です。今回は、新型コロナウイルス感染症で闘病中の方、日夜奮闘されている医療従事者・政府・自治体関係者の皆様に対して、何か貢献できないかとの思いから、トヨタグループが力を合わせて取り組む支援活動の総称を「ココロハコブプロジェクト」といたしました。

以上

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