TOYOTAは、ウィッシュをマイナーチェンジし、全国のネッツ店を通じて9月5日より発売した。
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- ウィッシュ X“Aero Sports パッケージ” 2WD<オプション装着車>
今回のマイナーチェンジでは、フロントのバンパー、グリル、ヘッドランプ、リヤのコンビネーションランプやガーニッシュなどの意匠変更、新外板色4色の設定、新意匠の15インチホイールキャップなどの採用により、外観を一段とスタイリッシュにしたほか、フロントにネッツ(Netz)の「N」をモチーフにしたシンボルマークを装着した。室内は、シート表皮やコンビネーションメーターなど、各グレードの個性を際立たせたデザインに一新している。
さらに、Zに搭載のスポーツシーケンシャルシフトマチックを7速にするとともに、1.8L・2WD車にマニュアル感覚のシフト操作でスポーティな走りが楽しめる4速シーケンシャルシフトマチックを新採用するなど、走りの楽しさを一段と追求している。
装備については、ヘッドランプをプロジェクター式としたほか、風切り音を低減するエアロワイパーブレードをフロントに採用するとともに、スマートドアロックリモートコントロールの検知エリアを従来の運転席側に加え助手席側まで拡大するなど、充実を図っている。
また、Xに“Aero Sports パッケージ”を新設定し、より魅力的なラインアップとした。
このほか、1.8L・2WD車ならびに2.0L車では、排出ガスをよりクリーン化することで、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル*1」の認定を取得し、「平成22年度燃費基準*2+5%」(Zは「平成22年度燃費基準*2」)とあわせ、グリーン税制の対象車とした。
これに加え、渋滞状況を予測し最適ルートを案内するサービスなどを有する先進のテレマティクスサービスG-BOOK ALPHAに対応したうえ、DVDプレーヤー、9スピーカー、後席9型液晶ワイドディスプレイなどを採用したHDDナビゲーションシステムを新たにオプション設定している。
あわせて、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についても、ベース車と同様の改良を施すとともに、グレード体系の見直しを図ったほか、助手席のリフトアップシートの操作性を高める新型ワイヤレスリモコンを標準装備とした。
なお、月販目標台数は8,500台、店頭発表会は9月10日(土)、11日(日)を予定している。
*1 | 国土交通省の低排出ガス車認定制度 |
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*2 | 省エネ法に基づき定められている燃費目標基準 |
メーカー希望小売価格
グレード | エンジン | 定員 | 駆動 | トランスミッション | 価格*1 (消費税込み) |
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“Eパッケージ” | 1ZZ-FE (1.8L) |
7人 | 2WD (FF) |
Super ECT +シーケンシャル シフトマチック |
1,722,000 | |
X | 1,806,000 | |||||
“Aero Sports パッケージ” |
1,995,000 | |||||
X | 4WD | Super ECT | 2,068,500 | |||
“Aero Sports パッケージ” |
2,257,500 | |||||
G | 1AZ-FSE (2.0L直噴) |
2WD (FF) |
Super CVT-i | 2,079,000 | ||
Z | 6人 | Super CVT-i +7速スポーツ シーケンシャル シフトマチック |
2,373,000 |
ウェルキャブ メーカー希望小売価格
ベース グレード |
エンジン | 定員 | 駆動 | トランスミッション | 価格*1 | |
---|---|---|---|---|---|---|
助手席リフトアップ シート車“Aタイプ”*2 |
X | 1ZZ-FE | 7人 | 2WD (FF) |
Super ECT +シーケンシャル シフトマチック |
2,010,000 |
4WD | Super ECT | 2,260,000 | ||||
G | 1AZ-FSE | 2WD (FF) |
Super CVT-i | 2,270,000 |
- Super ECT
- スーパーインテリジェント4速オートマチック
- Super CVT-i
- 自動無段変速機
*1 | 価格にはリサイクル料金は含まれない |
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*2 | 消費税は“Aタイプ”“Bタイプ”ともに非課税。“Bタイプ”は、“Aタイプ”に比べ70,000円高 |
以上