トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、ヴィッツをマイナーチェンジするとともに、大部分のグレードで価格を2%~4%引き下げ、本日より全国のネッツトヨタ店を通じて発売した。
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- ヴィッツ F“Dパッケージ”5ドア 1.0リットル
[UA-SCP10-AHMNK(D)]
今回のマイナーチェンジでは、「平成22年燃費基準」を先行してクリアした低燃費1.0リットルガソリンエンジン(1SZ-FE)のクリーン化をさらに追求し、低排出ガス車認定制度における最高水準の「平成12年基準排出ガス75%低減レベル(超-低排出ガス)」を達成。
これにより、ハイブリッド車、電気自動車、メタノール車、CNG車とともに、いわゆる「低公害車」となり、新たな需要の喚起を期している。
トヨタでは2005年までに、「平成12年基準排出ガス75%低減レベル(超-低排出ガス)」を大部分の車種で達成する目標を掲げているが、今回の量販車ヴィッツでの達成により、超-低排出ガス車を合計8車種とし、普及を促進する。
外観(除くクラヴィア、RS)では上下二分割構成から一体化し塊感を増したフロントバンパー、菱形メッシュ形状のフロントグリル、内部にメッキを施し精悍さを向上したティアドロップ形状のヘッドランプ、赤を基調としたリヤコンビネーションランプを採用するとともに、外板色を11色(シリーズ全体で14色)に設定拡大したほか、内装ではステアリングホイールの意匠変更(除くRS)や内装色の変更、メッキの加飾など、ヴィッツのアイデンティティを継承しつつ、質感を向上。
加えて、主要グレードに6:4分割可倒式リヤシート、ラゲージルームランプ、プッシュ式のバックドアオープナーを採用するとともに、MD/CD・AM/FMやナビゲーションシステムをオプション設定し、機能装備を充実。
さらに、ハイマウントストップランプを全車標準装備とし、安全性に配慮するとともに、傷つきやすいバンパーのコーナー部だけ交換できるプロテクションモールをフロント、リヤバンパーに採用(除くクラヴィア、RS)したほか、吸・遮音材の採用部位の拡大により静粛性を向上。
また、F“Dパッケージ”は、シート表皮のフルファブリック化やワイヤレスドアロック、助手席シートアンダートレイを標準装備とするなど装備を充実しながら、お買い得感を付与。
このほか、Uグレードはエンジンを1.0リットルから1.3リットル(2NZ-FE)に変更するとともに、オートエアコンの切り替え操作モードを追加したほか、装備を厳選しお求めやすい価格のU“Dパッケージ”(F“Dパッケージ”と同一装備)を新設定。
同時に、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についても、ベース車両と同様の改良を行ったうえ、ウェルキャブシリーズ初の前後スライド機構付、回転後外スライド機構付の「助手席回転スライドシート車」(“Aタイプ”“Bタイプ”)、全自動タイプの「助手席リフトアップシート車」(“Aタイプ”“Bタイプ”)を新設定。「フレンドマチック取付用専用車」はアシストグリップを改良し、乗降性を向上。
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- 月販目標台数
- 10,000台
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- 店頭発表会
- 平成14年1月12日(土)~14日(月)

* | Super ECT(スーパーインテリジェント4速オートマチック)車は75千円高。 |
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*1 | 「フレンドマチック取付用専用車」は車両購入時に指定補助装置を取付けた場合、消費税は非課税。 |
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*2 | “Bタイプ”は101千円高。 |
以上