タイトヨタが設立60周年記念式典を開催

トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)のタイにおける車両販売・生産会社であるトヨタ・モーター・タイランド(Toyota Motor Thailand Co., Ltd.、以下タイトヨタ)は、設立60周年を記念し、本日タイ・バンコクにて、式典を行いました。式典には、来賓としてスパッタナポン・パンミーチャオ・タイ王国副首相兼エネルギー大臣をはじめ、政府関係者、サプライヤー、ディーラー、現地関係者などが出席、またトヨタからは豊田 章男社長、タイトヨタから山下 典昭社長など、約1,500名が出席しました。豊田社長はタイへの感謝と更なる貢献に向けた決意を表明しました。

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式典後のCP・トヨタ共同記者会見の内容はこちらからご覧ください。

トヨタ・モーター・タイランド概要

会社名 トヨタ・モーター・タイランド(Toyota Motor Thailand Co., Ltd.)
設立 1962年10月
代表 山下 典昭
株主構成 トヨタ自動車(株)86.4%、SCG(サイアムセメント)10.0%、他 3.6%
工場名 サムロン工場 ゲートウェイ工場 バンポー工場
生産開始 1964年 1996年 2007年
生産能力 年間24万台 年間30万台 年間22万台
生産車種 ハイラックス カローラ、カローラ クロス、ヤリス、ヤリス Ativ、カムリ、C-HR ハイラックス、フォーチュナー
21年生産実績 52万台
従業員数 14,200人(2022年12月時点)

タイトヨタの沿革

1962 タイトヨタ設立
1964 サムロン工場生産開始
1996 ゲートウェイ工場生産開始
累計生産台数100万台達成
2004 累計生産台数200万台達成
2007 バンポー工場生産開始
2010 累計生産台数500万台達成
2012 タイトヨタ設立50周年
2017 IMV車、累計生産台数300万台達成
日本向けにハイラックスの輸出を開始
2018 累計生産台数1,000万台達成
2022 タイ初となる水素ステーションを開所
bZ4Xをタイ市場に投入
タイトヨタ設立60周年

豊田社長スピーチ全文

タイの皆さま、こんにちは、サワディーカップ!今日はとても大事な日ですから、できるだけドラマチックに登場しようと思いました。ということで、お客様からこの迫力満点のハイラックスをお借りしてきました。どうでしょうか。ご存じのとおり、私はただクルマが好きなのではありません…クルマが大好きなんです!だからこそ、同じようにお客様がクルマを楽しんでいる姿を見るのが何より嬉しいのです。私たちのクルマを最高なものにカスタマイズしてくれているクルマ好きの皆さんに感謝申し上げたいと思います。ここで、このハイラックスを作られた方をご紹介しましょう。私は彼が改造したハイラックスをとても気に入っています。できるなら私も欲しいと思うほどです!

ご来場の皆さま、ご来賓の皆さま、タイトヨタの皆さま。今日はお集まりいただき、本当にありがとうございます。タイトヨタが設立された時、私自身はまだ5歳でした。それから60年後、皆さまと一緒に、こうして特別な記念日を迎えることは想像もしていませんでした。私にとって、タイは「第二の故郷」です。仕事のために日本にいる必要がないなら、タイに住みたいと思っているほどです。タイに住んだ暁には、ソンブーン・シーフードのすぐ隣に住んで、毎日プーパッポンカリー(蟹カレー)を食べに行くでしょう!

私にとって、タイはまさに「微笑みの国」であり、私は長い間、その人々の温かさと前向きな姿勢に勇気づけられてきました。今日、こうして祝典を迎えることができたのは、タイの人々のおかげです。60年前、タイトヨタは、日本から送られてきた部品を使ってクルマを組み立てることから事業を始めました。ハイラックスやカローラが人気を博しましたが、タイ国内での生産能力は限られており、販売台数も多くはありませんでした。それでも、私たちはタイの人々のためのクルマづくりに打ち込みました。

しかし、10年後、私たちは最初の難題に直面することになります。タイでは日本からの輸入品がどんどん増え、消費者の間で日本製品の不買運動が広がりました。そこで、その頃タイトヨタにいた東郷 行泰さんは、タイの皆さまへの誠意を示すために、異例の行動に出ました。なんと彼は頭を剃って出家し、修行僧となったのです。私にはそんな勇気はありませんが、タイの文化をより深く理解しようとする東郷さんの姿勢は、トヨタへの反発を和らげることにつながりました。私たちは、この時の教訓を今日まで大切に受け継いできました。タイに敬意と感謝を示すことが最も重要なのです。もうひとつの大切な出来事は、1987年に、タイの有力企業であるサイアム・セメント・グループ(SCG)と一緒に、エンジンの製造会社サイアム・トヨタ・マニュファクチャリングを設立したことです。SCGのおかげで、タイで本格的に事業を展開するために必要なリソースと人材を確保することができました。

そして、10年後、私たちは初めてタイ市場向けに、現地で設計・製造したクルマを送り出すことになりました。「ソルーナ」と名付けたこのクルマは、(タイで人気の歌手グループ)「ブラックピンク」と同じくらい人気を博しました。しかし、間もなくして、タイがアジア通貨危機で大打撃を受け、販売は落ち込んでしまいました。危機の中でも、私たちは「一人の従業員も解雇しない」という姿勢を貫きました。それを知った国王ラーマ9世は、感謝の印として、「ソルーナ」を1台、注文くださいました。そして、国王の想いを実現するために、私たちはその売上で「ラチャモンコン・ライス・カンパニー」を設立し、苦境にある農家を支援することになったのです。

タイ王室の皆さまに助けていただいたのは、この時だけではありません。2010年にトヨタがリコール問題に直面した時、私は米国議会の公聴会で証言することになりました。とても厳しい事態で、多くの人がトヨタに疑念を抱いている状況でした。この中で、トヨタへの信頼を表明し、報道内容に疑問を呈した唯一のリーダーは、ラーマ9世でした。このことにどれだけ私が深く感謝しているか、言い尽くせません。国王陛下とタイ国民のご厚意に対しまして、私からも心より感謝申し上げたいと思います。

トヨタがここタイで成長し、発展する機会に恵まれたことは大変光栄なことであり、トヨタのこれまでの歩みについて、私は誇りに思っています。私にとっては、何台売れたとか、販売台数でナンバーワンになったということは重要ではありません。私の一番の願いは、タイに暮らすお客さまの心の中でナンバーワンになること。クルマだけでなく、この国に貢献したい。豊かな経済社会の実現に貢献したいのです。

2002年、私たちがIMVという新しいグローバルプロジェクトをタイでスタートさせたのも、そのような想いからでした。その最初のモデルとして、お求めやすく安全性の高いピックアップトラックを、ここタイで一から開発することになりました。当時、私はアジア本部長に就任したばかりでした。その新型ピックアップの開発は、トラブル続きで、予定より大幅に遅れていました。私は本部長に就く役員としてはまだ若く、しかも創業家の出身ということもあり、日本国内では「このプロジェクトは失敗するかもしれない」という疑心暗鬼の声も多く聞かれました。私は、そんな声を覆そうと決意していました。タイトヨタの従業員と一緒に努力し、どんなことがあっても、必ず予定通りに発売しようと決意していました。私はタイに行き、エンジニアと一緒になって解決策を考え、即断即決で陣頭指揮を執りました。そうしてやっと完成したクルマは、タイチームの奮闘で、予定通りに発売されたのです。ハイラックス・ヴィーゴと名付けたそのクルマは、タイの「国民車」と呼ばれるようになり、大成功を収めました。

ハイラックス・ヴィーゴのローンチは、私のキャリアの中でとりわけ思い出深い経験であり、どのプロジェクトよりも、リーダーシップのあり方を学ぶ機会にもなりました。この経験で多くを学ぶことができ、今の私があるのも、タイの皆さまのおかげです。そこで、これまでの感謝の気持ちを込めて、エンジニアとデザイナーにこうお願いしました。「お求めやすく、真にイノベーティブな新しいIMVピックアップトラックを、もう一度タイでつくろう」。社内では、これを「IMV 0」コンセプトと呼んでいます。正式な発売は1年以上先ですが、今日は、いち早く皆さまにご覧いただきたいと思います。

皆さま、ご覧ください。新しいIMV 0コンセプトと、ハイラックスRevo BEVコンセプトです!この2つのコンセプトは、それぞれの役割やお客様ニーズを踏まえた、今後あるべきクルマの未来を体現しています。一つは、移動の自由や経済成長をサポートするクルマ。もう一つは、カーボンニュートラルとより良い地球環境の実現に貢献するクルマです。この2つのクルマ、特に革新的なIMV 0の準備を進めてくれているデザイナーとエンジニアに感謝したいと思います。私はこの2台が人々の生活の質を高め、新たなビジネスチャンスを提供できると確信しています。

トヨタでは、何よりも「人」を大事にしています。トヨタのクルマは、お客さまの生活シーンに寄り添ったものでありたいと考えています。だから、IMV 0では何カ月もかけて、お客さまのライフスタイルやニーズを徹底的に探りました。トヨタが全方位で製品やパワートレインの開発を進めているのも、「人」を大事にしているからです。私はよくメディアから批判を受けます。「100%バッテリーEV(BEV)にコミットすべきだ」と言わないからです。私は、バッテリーEVの普及時期やインフラの整備については、冷静に現実を見る必要があると訴えています。

自動運転もそうでした。(メディアが言うとおりになれば)今ごろ「完全自動運転車」が街中にあふれていたはずです。バッテリーEVが主流になるには、メディアが言うよりも時間がかかります。そして、世界のカーボンニュートラル達成のためにはバッテリーEVだけが選択肢ではありません。私は1つの選択肢だけでなく、CO2を出さない合成燃料や水素など、あらゆる選択肢を追求したいと思っています。水素も、バッテリーEVと同様に、将来有望な技術だと考えています。数ヶ月前、私はWRCレース参戦のためにベルギーを訪れ、水素エンジンを搭載したヤリスを運転しました。初めて運転しましたが、素晴らしい性能でした。映像をご覧ください。

トヨタでは、カムリのようなハイブリッド車(HEV)から、プリウスのようなプラグインハイブリッド車(PHEV)、そして新型bZ4XのようなバッテリーEV(BEV)まで、CO2削減に向けたすべての選択肢をお客様に提供することが重要だと考えています。それだけではありません。ミライのような燃料電池車や、GRヤリス、カローラ クロスの水素エンジン車など、水素燃料の選択肢も追求しています。今週末にタイで行われる出光25時間耐久レースでは、私もこの水素エンジン車を運転します。皆さまとも、レースの現場でお会いできることを楽しみにしています。

持続可能な未来を実現するためには、材料の調達方法から自動車の製造方法、搭載するパワートレイン、そして廃棄方法まで、ライフサイクル全体でカーボンニュートラル実現に取り組むことが必要です。私たちの敵は炭素であり、特定のパワートレインではありません。そして、カーボンニュートラルは、1社だけで実現できるものではありません。自動車産業を超えて、みんなの力を結集しなければならないのです。

本日、私たちトヨタと、タイ最大の民間企業であるCPとのパートナーシップを発表できることを嬉しく思います。CPは、様々な商品の生産や、最大手のコンビニエンスストアやスーパーマーケットの事業を手掛けています。私たちは、燃料電池トラックなどのゼロエミッション技術を使い、コネクティッド技術を活用して物流の効率改善を図ることで、日用品の配送方法を見直し、CO2削減を実現したいと思っています。また、CPが既に取り組んでいる鶏糞などのバイオマス活用を拡大し、クリーンな水素をつくることにも一緒に取り組んでいきます。トヨタとCPは、この美しい国と地球を助け、人々の幸福を実現することに強い使命感を抱いています。だからこそ、さらなる貢献ができるよう、お互いの力を持ち寄りたいと思っています。そして、ダイハツ、スズキ、いすゞ、日野を含むCommercial Japan Partnership Technologies(CJPT)のメンバーも、このパートナーシップに参画いたします。CJPTは、自動車業界の仲間と一緒にモビリティの未来に取り組むために設立されました。ライバル同士が団結し、CO2削減に向けて、みんなで取り組もうとしています。

私たちは、環境への貢献を追求するとともに、タイの皆さまに貢献し続けてまいります。意外に思われるかもしれませんが、2011年の大洪水ほど、私たちがタイへの想いを強くしたものはありません。難局に立ち向かう皆さまの勇気と強い意志に、私たちはタイの未来への確信を深めました。だからこそ、その後もタイへの投資を大幅に増やしてまいりました。トヨタとタイの未来は明るい。そして、これからもっと明るくなる。私はそう確信しています。この60年間、皆さまには多大なるご支援をいただきました。次の60年も変わらぬご支援をいただけますと幸いです。これからも皆さまに信頼され、愛していただける存在になれるよう、必死に努力していくことをお約束いたします。

あらためまして、これまでの皆さまのご尽力に、心より感謝申し上げます。皆さんは、グローバルトヨタファミリーの大切なメンバーです。笑顔のために、より良い世界を作っていくために、私たちは一緒に取り組んでいく仲間です。

皆さま。目の前に見える山や川の名前は違うかもしれませんが、私たちは皆、同じ太陽と空を分かち合い、同じように世界の調和と幸せを願っています。私たちには、無限の可能性があります。次の60年という未来に向けて、夢を描き、その実現に向けて行動し、世の中に必要とされ続ける存在であり続けたいと思っています。皆さま、ともに未来をつくっていきましょう。本日は、ありがとうございました。

タイトヨタ・山下社長スピーチ全文

ご来賓の皆さま。政府、メディア、販売店、仕入先、従業員の皆さま。こんにちは。本日は、タイトヨタの60周年記念式典にお越しいただき、ありがとうございます。60年もの間、私たちがタイで続けてこられたのは、言うまでもなくタイの皆さまのおかげです。トヨタを代表して、皆さまに心より感謝申し上げます。

1962年にタイトヨタを設立してから、60年の時を経て、今、タイには27.5万人ものトヨタグループ・関係会社の従業員がいます。とても誇らしく、ありがたいことだと思っております。また、タイ王室やタイ政府の皆さまからも、多大なるご支援とご厚意をいただいていることを深く感謝申し上げます。皆さまのおかげで、タイは、グローバルトヨタにおいて、世界の自動車産業において、大変重要な存在になってまいりました。

トヨタは、現在、タイにおける自動車販売の33%を占め、トップシェアを誇っております。米国・日本・中国に次いで、タイはトヨタの中で4番目に生産台数が多い国です。タイ国内において、トヨタは最もたくさんの車を輸出する自動車メーカーでもあります。自動車産業全体で見ても、タイは世界10番目の規模に発展しております。タイ自動車産業の一員として、私たちは誇らしく思っております。他の自動車メーカーも含めて、みんなで発展してきたことで、タイは「アジアのデトロイト」という称号を得ることができました。タイの自動車産業では、自動車メーカー、販売店、仕入先、関連企業も含めて、560万人の仲間が働いています。

タイトヨタは、アセアン地域で数多くの「地域初」を経験してまいりました。例えば、初の本格的な現地生産工場、初のエンジン工場、初の研究開発拠点、そして初の電池リサイクル工場です。タイは、トヨタが域内で初めて、ハイブリッド車の生産を始め、バッテリーEVを投入した国でもあります。

この60年、タイはグローバルトヨタの発展において重要な役割を果たしました。そしてトヨタは、タイの経済発展に貢献してまいりました。最も大きな転機となったのは、2002年、グローバル車両開発・生産プロジェクトであるInnovative International Multi-Purpose Vehicle(IMV)をタイで推進したことです。IMVは、共通プラットフォームをつくり、エンジンや部品も共用したうえで、スケールメリットを生かして複数のモデルを展開しようとするプロジェクトでした。ピックアップトラックの性能やデザインなど、商品力も大幅に向上させました。

IMVプロジェクトを率いたのは、当時、役員になったばかりだった豊田 章男でした。IMVは、タイトヨタの輸出ビジネスと国内販売の成長をけん引するプロジェクトになりました。タイが厳しい経済環境に直面していた当時、IMVは国の経済成長を下支えすることにもなりました。その後、Hilux VigoやFortunerなど、私たちはタイで生産したクルマの輸出を始めました。今日まで、私たちは700万台以上のIMVをタイで生産してまいりました。そのうち、400万台以上が、世界124カ国に輸出されています。IMVは、新しい部品サプライチェーンを構築することにも貢献しました。現地の仕入先数は53%増え、2,000もの部品を新たにタイで生産することになりました。それにより、IMVの現地調達率は、それ以前の60%から96%まで向上いたしました。タイトヨタの事業において、現地の仕入先とのパートナーシップは極めて重要な意味をもつものです。仕入先の皆さまのおかげで、今の私たちがあるのです。

タイではピックアップを高く評価いただいておりますが、私たちは乗用車の普及にも取り組んでまいりました。「カローラRT」と「カローラKE20」から始まり、1997年に発売した「ソルーナ」は、発売3日で28,000台を売り上げるという記録を打ち出しました。その後も、「ヴィオス」や「ヤリス Ativ」などの商品が販売記録を更新し続けてまいりました。ヤリスAtivは、発売直後に最もたくさん売れたクルマになりました。1964年にたった459台だったタイトヨタの生産台数は、今では累計で1,250万台になりました。現在、トヨタはなんと20秒に1台、タイでクルマをつくっています。ということは、私がこうしてスピーチをしている間に、40台ものクルマが完成しているということです。そのうちの何台か、ぜひ皆さまにもお買い求めいただきたいと思います。

この10年、トヨタグループは2,420億バーツをタイで投資してまいりました。タイには3つの工場があり、地域の研究開発拠点であるTDEMもあります。タイトヨタの事業だけではなく、私たちを応援・支援してくださっている地域社会の発展にも貢献してまいりました。86,000人以上に安全運転講習を提供してきた「ホワイト・ロード・セーフティ・キャンペーン」や、タイ政府と一緒に127の専門学校で自動車訓練プログラムを実施してまいりました。今後、コネクティッド分野においては、デジタルプラットフォームを通じたシームレスなモビリティ体験をご提供し、より便利なサービスや安全機能をご利用いただけるようにしてまいります。そして、ゼロエミッションの実現に取り組みながら、いかにモビリティを多くの人にご利用いただだけるようにするか、パートナーと連携して取り組んでまいります。

ゼロエミッション社会の構築に向けて、パタヤ市と一緒に脱炭素サステナビリティシティプロジェクトを実施するのもそのひとつです。実証の一環として、パタヤ市住民の移動用に、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、バッテリーEV、燃料電池自動車など、幅広い電動車をご提供しています。リアルワールドでのデータやお客様のフィードバックを収集し、政府が推進するカーボンニュートラルに貢献したいと思っております。

トヨタは、カーボンニュートラル実現に向けて全方位で取り組んでおり、車両だけではなく、生産工場や物流においてもCO2削減に取り組んでおります。2014年以降、私たちはCO2排出を40%も削減してまいりました。2025年までには、太陽光発電を全工場に導入し、さらに10%のCO2を削減する予定です。CO2削減のお役に立てるよう、これまで300万本の植樹もしております。SDGs達成への貢献は、私たちにとって最重要事項のひとつです。(トヨタ環境チャレンジを実践する)「Toyota Ayutthaya Green Town」とバンポー工場に設立した「Cheewa Panavet」という生物多様性を学ぶ学習センターも、そうした取り組みの一つです。最近では、「2030年までに30%のBEV導入」を目指すタイ政府のZEV推進パッケージにタイトヨタが合意したことも発表いたしました。私たちは、環境のため、そしてタイに住む皆さまのために、タイ政府の目標に貢献できるよう取り組んでいくことをお約束いたします。

この60年間、様々な変化がありましたが、ひとつだけ変わらないものがあります。それは、この素晴らしい国と人々の幸せを真摯に願う私たちの気持ちです。私自身は、タイトヨタの社長を務めるという光栄にあずかって、まだたった2年しか経っておりません。ただ、赴任してすぐに、タイという国、タイの人たちが大好きになりました。私は、できることならずっとタイに居続けたいと思っています。皆さまからも、私のボスにそう口添えしていただけると大変ありがたいです!

この場を借りて、タイトヨタの皆さんが私を温かく迎えてくれたこと、すばらしい仕事をしてくれていること、そしていつも私を支えてくれていることに感謝申し上げます。皆さんがいなければ、やっていくことはできませんでした。本当にありがとうございます。

日本では、60歳を迎えることには、特別な意味があります。日本語で「還暦を迎える」と言いますが、これは、生まれ変わること、生まれた年に戻ることを意味します。「人生をやり直すチャンス」であるとも言えます。しかも、これまで得た知識はそのままに、新しい視点と前向きな姿勢で、再スタートを切れるのです。本日は、タイトヨタの還暦祝いです。60年という歴史を振り返り、身の引き締まる思いです。ただ同時に、私たちは未来に向かって進み続けています。お客様のより良い暮らしのお役に立てるよう、改善を続け、努力し続けてまいります。

タイの皆さま。私たちは、より良い未来に向かって、皆さまと一緒に進んでいくことをお約束いたします。次の60年、そしてさらにその先へ、ともに進んでまいりましょう。ありがとうございました。

以上

BEYOND ZERO

~マイナスからゼロへ、ゼロを超えた新たな価値を~

トヨタは、「地球という美しい故郷(Home Planet)を次世代に引き継ぐ」ために、社会や個人が抱える様々な課題の解決(マイナスをゼロにする)に取り組むだけではなく、ゼロを超えた新たな価値の創出・提供を目指し、「回答のない未来へ弛まぬ挑戦」を続けていきます。

BEYOND ZERO
https://global.toyota/jp/mobility/beyond-zero/
Sustainable Development Goals

トヨタは、革新的で安全かつ高品質なモノづくりやサービスの提供を通じ「幸せを量産する」ことに取り組んでいます。1937年の創業以来80年あまり、「豊田綱領」のもと、お客様、パートナー、従業員、そして地域社会の皆さまの幸せをサポートすることが、企業の成長にも繋がると考え、安全で、環境に優しく、誰もが参画できる住みやすい社会の実現を目指してきました。現在トヨタは、コネクティッド・自動化・電動化などの新しい技術分野にも一層力を入れ、モビリティカンパニーへと生まれ変わろうとしています。この変革の中において、引き続き創業の精神および国連が定めたSDGsを尊重し、すべての人が自由に移動できるより良いモビリティ社会の実現に向けて努力してまいります。

SDGsへの取り組み
https://global.toyota/jp/sustainability/sdgs/

今回の取り組みを通じて特に貢献可能なSDGsの目標

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 働きがいも 経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 気候変動に具体的な対策を
  • パートナーシップで目標を達成しよう

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  • トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長 豊田 章男
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