TOYOTAは、国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構が実施した、平成16年度自動車アセスメント(以下、J-NCAP)の中で、歩行者頭部保護性能試験においては初めてとなるレベル4を、「マークX」(2004年11月発売)が獲得したと発表した。

歩行者頭部保護性能試験は、車両前部(ボンネット・フロントガラス)を15のエリアに分割し、各エリアに人間の頭部を模擬した球状のインパクタ(大人と子どもの2種類)を衝突させ、傷害値の平均点によってレベル1~5の5段階で評価するもので、昨年よりJ-NCAPの項目に追加された。

レベル5に次ぐ高い評価であるレベル4は、今回公表された全車種の中で最高の評価であり、この評価を獲得したのは、「マークX」が初めてである。

参考

自動車アセスメント(J-NCAP)

国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構が、安全な自動車の普及を促進する目的で、平成11年より公表している自動車安全情報。現在市販されている自動車の安全性能について衝突安全性能試験、歩行者頭部保護性能試験、ブレーキ性能試験による評価を行い、評価結果を公表している。

以上

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