易解体設計
トヨタならスルスルっとバラバラに
資源回収しやすい易解体性を実現しています
銅や希少金属など、廃車の資源循環を推進するため、解体・分別のしやすい設計を、2003年発売の「ラウム」以降、新型車両に積極的に採用しています。
易解体設計の解説動画
解体しやすい車両構造の事例
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- ワイヤーハーネス プルタブ式アース端子部採用
- 缶詰のフタのように引っ張るだけで容易に解体ができるようにしています。
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- ワイヤーハーネス配置の工夫
- ワイヤーハーネスが極力他部品に干渉することなく引きはがすことができます。
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- ワイヤーハーネス視認性向上テープの採用
- 重機からでも引きはがしポイントが見易いように「黄緑色」テープを巻きつけています。
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解体工具の変更に伴い、引きはがしポイントの形状や目印を変えてきました。(写真左が解体工具、写真右が引きはがしポイント)
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- フック掛け
(2003年以降~)
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- チェーン巻き付け
(2007年以降~)
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- 重機による引きはがし
(2011年以降~)
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解体性向上のために、下記の取り組みも行っています。
トヨタ独自の「解体性向上マーク」の採用
解体作業のきっかけとなるポイントに「解体性向上マーク」を付けました。
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- ハイブリッド車用バッテリーの重量部品の取外し
- 吊り具の取付位置へ解体性向上マークを付けました。
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- ドアトリムの引きはがし
- より引きはがし荷重を低減できるポイントを割り出し、解体性向上マークを付けました。
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- インストルメントパネルの取外し
- V字ミゾの設置によりインパネ部分を強く引っ張ると容易に取り外せるようにしています。
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自動車リサイクルの研究推進
トヨタはトヨタグループ企業と共同で、2001年に「自動車リサイクル研究所」を豊田メタル(株)内に設立しました。そして、廃車の解体・部品リサイクル向上に向けた技術やノウハウを開発し、自動車設計に反映しております。
豊田メタル株式会社 自動車リサイクルの研究
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