トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は本日、中部圏における水素やアンモニアのサプライチェーンの構築に向け、「中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議」(以下、推進会議)と基本合意書を締結しました。

中部圏における水素の需要拡大や利活用の促進に向け、トヨタは2020年に「中部圏水素利用協議会」に参画しました。2022年にはその会員企業として、自治体や経済団体が一体となって、水素やアンモニアの社会実装を進める推進会議に参加し、活動をしています。推進会議では中部圏における水素及びアンモニアの社会実装に向けて、取り組みの方向性を示すビジョンや活動計画を策定し、取り組んできました。

トヨタはカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの中で、水素を重要なエネルギーと位置づけ、「つくる/はこぶ/ためる/つかう」の各領域において、多くの仲間とともにさまざまな取り組みを推進しています。モノづくり産業が集積している中部圏においても、今回の基本合意書締結を契機に、行政や会員企業をはじめ、地域の皆様と協力しながら、早期の水素社会の実現に向けて一層貢献してまいります。

主な合意内容

  • 水素やアンモニア等の需要や供給に関して積極的に推進することに努める
  • 水素やアンモニア等の需要や供給の調査に協力することに努める
  • 水素やアンモニア等のサプライチェーン構築の実現に努める

基本合意書や締結式の詳細については、こちらをご覧ください。

参考中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議 概要

設立日
2022年2月21日
会長
愛知県知事
副会長
中部圏水素利用協議会会長
構成
民間
(2)
中部圏水素利用協議会(トヨタなど)、株式会社JERA
経済団体
(3)
名古屋商工会議所、一般社団法人中部経済連合会、中部経済同友会
行政
(17)
中部経済産業局、中部地方整備局、中部地方環境事務所
岐阜県、愛知県、三重県
名古屋市、碧南市、豊田市、東海市、知多市、日進市、田原市、みよし市、四日市市
名古屋港管理組合、四日市港管理組合
出典 : 中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議のホームページ
出典 : 中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議のホームページ

以上

BEYOND ZERO

~マイナスからゼロへ、ゼロを超えた新たな価値を~

トヨタは、「地球という美しい故郷(Home Planet)を次世代に引き継ぐ」ために、社会や個人が抱える様々な課題の解決(マイナスをゼロにする)に取り組むだけではなく、ゼロを超えた新たな価値の創出・提供を目指し、「回答のない未来へ弛まぬ挑戦」を続けていきます。

BEYOND ZERO
https://global.toyota/jp/mobility/beyond-zero/
Sustainable Development Goals

トヨタは、革新的で安全かつ高品質なモノづくりやサービスの提供を通じ「幸せを量産する」ことに取り組んでいます。1937年の創業以来80年あまり、「豊田綱領」のもと、お客様、パートナー、従業員、そして地域社会の皆さまの幸せをサポートすることが、企業の成長にも繋がると考え、安全で、環境に優しく、誰もが参画できる住みやすい社会の実現を目指してきました。現在トヨタは、コネクティッド・自動化・電動化などの新しい技術分野にも一層力を入れ、モビリティカンパニーへと生まれ変わろうとしています。この変革の中において、引き続き創業の精神および国連が定めたSDGsを尊重し、すべての人が自由に移動できるより良いモビリティ社会の実現に向けて努力してまいります。

SDGsへの取り組み
https://global.toyota/jp/sustainability/sdgs/

今回の取り組みを通じて特に貢献可能なSDGsの目標

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 気候変動に具体的な対策を
  • パートナーシップで目標を達成しよう

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