豊田 章男社長

おはようございます。豊田でございます。あけましておめでとうございます。
年明けに私の名前が載った記事が2つ話題になっておりました。

ひとつは「トヨタの社長、賀詞交歓会欠席」。ご心配をおかけいたしました。
本日こうして新年のご挨拶ができて、ようやく私も年が明けました。

もう一つはこちら。
「トヨタは日本を諦めつつある 豊田 章男社長のメッセージ」
強烈なタイトルもあり、多くの方にお読みいただけたようです。
共感の声も沢山いただくことができました。

ただ、一部、トヨタが海外に移転する…と、とらえておられた方もいらっしゃいました。
ご安心ください。本日の発表は海外移転ではございません。

ただ、昨年、海外に行って強く感じたことがあるのは事実です。
それは自動車産業への感謝でした。日本と海外ではそこに大きな差があります。

海外では、自動車産業がその地域の成長に貢献していることに、ものすごく感謝されます。
これからも頼みます…と言われれば本当に嬉しくなります。
しかし、日本でこうした思いになれたことはありません。

記事には「日本を諦めつつある…」ともありましたが、2023年の日本は、クルマ好きの想いを世界に発信していくチャンスの年だと思っています。
その想いというのがこちらです!

「クルマ好きだからこそできるカーボンニュートラルの道がある」
「クルマ好きを誰ひとり置いていきたくない」
この思いはオートサロンから始まり、“G7”にも繋がってまいります。

こちらのAE86トレノとレビン…
これらがその想いをカタチにしたものです。

このトレノは水素エンジン車です。ですが、スーパー耐久シリーズの、GRカローラのエンジンではありません。
元の4AGを水素エンジンに改造しました。

一方のレビンはバッテリーEVです。
半世紀前にできた車名ですが、実はEVの2文字が隠れておりました。
50年がかりで、ようやくバッテリーとモーターを搭載したというわけです。

元々の4AGも宝物ですから、大切におろさせていただきました。
ただ、マニュアルミッションはそのまま…クラッチ操作やシフト操作が楽しめます。
カーボンニュートラルの時代でも愛車に乗り続けたい!というチャレンジです。

また、そちらに置いてあるのは、WRCのラトバラ代表が、昨年ヒストリックラリーで優勝したST165セリカです。

こちらのAE86は、プロドライバー佐々木雅弘選手を育てた師匠であり、彼がいつでも原点に戻れるようにレストアしたクルマ…

2人に限らず、私には、クルマを大切に乗り続ける友人がたくさんいます。
みんなクルマが大好きです。
その中の誰一人として、地球がどうなってもいいなんて、思ってもいません。
カーボンニュートラルに向けて自分ができることはなにか?真剣に考えてくれています。

そんなクルマ好き達と話していて気づいたのが、この86のように「コンバージョンの先にカーボンニュートラルの実現がある」という世界です。

多くの自動車メーカーが、2030年から40年頃をターゲットにバッテリーEVへのシフトを目指しています。
ところが現実には、これから売り出す新車をEVにするだけでは2050年のゼロカーボンは達成できません。

保有車…つまり…すでに誰かの愛車になっているクルマにも選択肢を残していくことが大切です。
オートサロンには、自分の大好きなクルマと、カーライフを楽しみたい人達が沢山いらっしゃいます。

86をコンバージョンした技術は、まだまだこれからですが、
本日、こんなお話をさせていただくことで、クルマ好き達が
カーボンニュートラルで大好きなクルマに乗れなくなっちゃう…と寂しく思うのではなく、
クルマ好きだからこそやれるカーボンニュートラルがあるんだと、未来にワクワクしていけたなら
今年、世界に向けて、大きなメッセージが発信できるのではないでしょうか?
モリゾウもワクワクしてまいりました!

クルマ好きの皆さん!
皆さんの、おひとり、おひとりが、カーボンニュートラルに向けたチーフエンジニアです!
一緒に未来をつくりましょう!
ありがとうございました。

最近、Facebookを見ていると、AE86を買ったということばかりを、アップしてる人がいます。
ここからはその人にバトンタッチしたいと思います。
紹介します。GRカンパニープレジデントの佐藤です。

以下、佐藤 恒治Chief Branding Officer

LEXUS International Co. PresidentおよびGAZOO Racing Company Presidentを兼任

モリゾウさんありがとうございました。
改めまして、GRカンパニープレジデントの佐藤でございます。

GRの原点は、モータースポーツ起点のもっといいクルマづくりです。
早速ですが、WRCの知見を活かした、特別なモデルをご紹介します。

昨年のラリージャパンでモリゾウさんがつくろう!と、宣言したGRヤリス RZ“High-performance・Sébastien Ogier Edition Concept”とGRヤリス RZ“High-performance・Kalle Rovanperä Edition Concept”です。
いかがでしょうか。

ドライバーズタイトル獲得を記念して、二人の好みやこだわりを随所に織り込みながら、一緒に造り込みました。

また、このモデルをご成約頂いたお客様には、WRCをともに戦うパートナーになっていただきたいと思います。具体的には、WRCの競技車両に、その証を掲載することや、特別な体験のご提供を検討しています。

さて、ここからは、今回のオートサロンの見どころをご紹介させていただきます!

まずはレクサスから。こちらはRZ SPORT CONCEPT(佐々木 雅弘選手プロデュースモデル)です。
バッテリーEVならではの走りを楽しめるモデルとなっています。

また、TOKYO OUTDOOR SHOWの会場では、LEXUS RXや水素バギー、北米のGXをベースに、アウトドアライフスタイルに最適なモデルを提案させていただいております。
なんと、新型クラウンのアウトドアモデルもございますので、ぜひご注目ください。

続いてGRでは、GRヘリテージパーツの更なるライナップ充実を図りました。今後の復刻部品の展開については、お客様のご希望をお伺いしながら検討してまいりますので、ぜひご意見をお寄せください。

そして、こちらのステージでは、レーシングドライバーやクルマ好きの皆様とさまざまなトークショーを行う予定です。更に、GR Yaris Rally2 Conceptのデモランもございます。

また、今回は会場にお越し頂けないお客様にも楽しんでいただけるように、メタバースを活用した新たな取り組みにチャレンジします。こちらのヴァーチャル空間にも是非お越しください。

最後にROOKIE Racingとの取り組みについてご紹介をさせてください。

昨年、水素エンジン車の開発は、出力、トルク、航続距離の向上など着実に進化いたしました。
また、水素を「つくる」「はこぶ」「つかう」仲間づくりは、世界へと広がり、ラリーベルギーでのデモラン、タイでは25時間耐久レースへの参戦を果たしました。

我々トヨタは、モリゾウさんを中心として、皆様と同じように、クルマが大好きだから、クルマの楽しさや喜びを未来に残し、守りたい。そのために、意志ある情熱と行動で、全力で取り組んで行きたいと思っています。

ご清聴いただき、誠にありがとうございました。

豊田 章男社長

以上

Sustainable Development Goals

トヨタは、革新的で安全かつ高品質なモノづくりやサービスの提供を通じ「幸せを量産する」ことに取り組んでいます。1937年の創業以来80年あまり、「豊田綱領」のもと、お客様、パートナー、従業員、そして地域社会の皆さまの幸せをサポートすることが、企業の成長にも繋がると考え、安全で、環境に優しく、誰もが参画できる住みやすい社会の実現を目指してきました。現在トヨタは、コネクティッド・自動化・電動化などの新しい技術分野にも一層力を入れ、モビリティカンパニーへと生まれ変わろうとしています。この変革の中において、引き続き創業の精神および国連が定めたSDGsを尊重し、すべての人が自由に移動できるより良いモビリティ社会の実現に向けて努力してまいります。

SDGsへの取り組み
https://global.toyota/jp/sustainability/sdgs/

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